自分自身の身体と向き合い、
自分自身の身体に今できることを。
重たい頭を背骨の先端に乗せ、二足歩行する人間の身体は、
生物の生存という意味では非常に特殊な形をしています。
人間はこうした特殊な形態を持ち、
さらに他の生物には決して見られない脳を特化した文化的生活を営んでいます。
しかし、どんな特殊な生き方をしていても
人間が自然から生れた生物であることには変わりはありません。
いい換えればどんな生き方をしていようと日々生きて活動している
人間であることの基盤は身体にあるということです。
身体哲学道場 湧気塾(ゆうきじゅく)は、
この人間にとっていってみればもっとも当たり前のことを
人間の自己認識と幸福論、および他者認識と社会活動の基盤として据えて、
人間として理想的身体のあり様(身体観・身体論)をあくまで実践的に探求しています。
その意味で身体哲学は、個人としても二十一世紀の価値の多様化した世界で、
豊かでなおかつ他の人と喜びを共有できる生き方を実現する
前提条件になっていると思われます。
現代の情報ビジネス風にいえば、
脳の特化から生じた本来不平等な金融経済主義的なグローバリズムの行き過ぎを
身体レヴェルの知で反省して地球環境や医療、教育を大切に
多くの人々と共存して生きようという
環境にやさしい生き方というのに近いといってもいいかもしれませんが、
情報ビジネスが提供するマニュアルとの大きな違いは、
その時その時何をどうするかという身体的方法論(呼吸身法)が
フェイス・トゥ・フェイスの実践の場において、
個別的に、有機的に重層性をもった明確さで指導・伝授されるということです。
そこで行われる呼吸身法の要旨を述べれば、
特殊な身体使い(身体技法)と呼吸法で骨と関節を強化し、
さらに骨格全体のトポロジカルな構造を整えることでともかく活力(元氣)溢れる
(湧気塾の湧気とは、背骨の節、身体中の関節から元気が湧き出すという意味です)
心身共に安定した身体を新たに構築するということです。
身体哲学道場 湧気塾